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美とは

今日は、私が描くポートレイトについてのお話を。
女性の皆様は必見ですよ。なぜかって?あとでわかります。
皆さんすでにご存知のように、私は世界的に美しいと知られる有名人(限定!)のポートレイト(肖像画)を描いていますが、さあ。どこからこの過去、現在の美しい女性達を探すか。
というのがまず大切なことでして、例えば女優に関して言えば、
現代の女優は雑誌、インターネット、映画などでしょっちゅう見られるのですが、過去の女優に関しては、この上の写真に見られる、まずピクチャブック(写真集)を頼りに、そしてもちろん、描くつもりの女優が出演している映画も積極的に観たりもし、研究に入るんです。
偉そうに聞こえますが、なにせ動いているところを全く見たことがなければ、その人の特徴やイメージが非常に掴みにくいので。
幸い、私の主人の母親が大の古い映画好きで、家には映画図鑑というものや映画俳優図鑑というものが、ギシギシと本棚に詰まってあります。DVDも、皆さんご存知の「風と共に去りぬ」のような大作ものから、レアなものまで色々持ってはりますよ。
ちなみに上の写真、右上の『A World Of Movies』という本はお義母さんから拝借しました。
さあ、ここからが私流いい女の選び方です。
私が女性を選ぶポイントは、実は顔だけではありません。
なに?胸ってか?(私かって、一応女やねんけど。興味ないわ!)←自分でお決まりのね、つっこみ。
実はね、顔に添えた”手”でございます。
手って、描くのが実は私にとって面倒なのですが、わざわざ顔写真だけのものより、顔近くに手が添えてある写真を選ぶのです。(いつもではありませんよ)
”目は口ほどにものを言う”なんてことわざがありますが、私にとって”美しい手ほどその人の持つ優美さを表すものはない”と思っています。これあくまでも私の意見ですからね。
たとえば、オードリーヘップバーンや昔の女優達がよくはめてた白いレースの手袋。
あれをはめると、どんな手でもすらりと長く美しい手(指)に見えます。ある意味荒隠しですが、私が思うには、昔の女優って、そういう手の醸し出す優美さの大切さを知っていたんだと思います。今のように街中にネイルサロンとかきっとないでしょうしね。(とは言っても、ネイルサロンに行くことが美しい手を手に入れる方法だとは私は個人的に思っていません)
おっと、話が少し逸れましたが、
そういう理由から、私が人を描くときは美しい顔や表情とともに、手の美しさも重要視しています。そしてそんな美しい手がちらりと絵に覗くと、一気にその絵にキャラクター(その人の持つ人格)が備わるような気がします。
だから気が抜けませんよ。ごつごつしたような指を描いたものなら、もう一気にエレガントじゃなくなってしまいますの〜。
唯一ね、実際とは少々違っても、手という部分には私自身の観点から修正を入れることもあります。
女性の皆様、手は日頃から、ある程度炊事や掃除で使いましょうね!
特別に手を甘やかさなくても、日頃から女性としての役目を果たし、癒しもし、おしゃれもし、贅沢もたまにはすれば、手は心の余裕とともに、不思議ときれいになりますよ。
はい、こんな私の意見でした。
ご清聴(精読?)ありがとうございました。

コメント

  1. 女性は手・・・ですか・・・
    う~~ん、自信ありません。。。
    というか、私の手、白魚のような指ではなく、ぽっちゃりなんです。
    だから「可愛い手」とよく言われます。
    柔らかいし・・・子どもの手みたい(笑)

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  2. Lilyさん、コメントありがとうございます!
    Lilyさんはぽっちゃりの手ですか?
    優しくて、女性らしい手を持っていらっしゃるのですね!
    私の母も同じくぽっちゃりな手で、皆に可愛いと...顔からは想像つかない手だね、なんて時々失礼なことも言われています。
    しかし何でも出来る手なのか、結構器用ですよ。「この手は周りに尽くす手」と本人は呼んでいます。リリーさんはどうですか?

    手は口ほどまでにはものを言わなくても、
    その人物を”物語る”という意味で私は手に注目しています。世の中には手相なんてあるくらいですからね!

    実は私が個人的に憧れる手は、白魚のような手ではないんです。
    先がすっと細くなっていなくて、筋があり、かっちりとした手です。いわゆる腕時計が似合いそうな手。(ってどんな?)
    これからも、自分の絵にそのような手を持った人物を描いていきますので、その辺もご覧になって下さいませ。

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