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Casablanca

これは40〜60年代のハリウッド映画のポスターをイメージして描いたものです。
日本の映画もそうですが、昔は写真ではなくこのような絵のポスターだったんですよね。

まず『カサブランカ』は白黒映画なので色に迷ってしまいました。この映画自体も観ていて本当に最後まで薄暗いイメージだったのですが、ここは思い切ってハリウッド黄金期のポスターを意識しようと思い、一部にカラフルな色を使うことにしました。

全部ではありませんが、古い映画を観ているとよく”この映画の一体どこがいいんだろう?なんで人気があったんだろう?”って思うんですよね。そうそう、忘れているんです。70年前とかに作られているということを。結局それを忘れてすごく厳しくジャッジしていたりするので、頭をリセットしながら観ています。

というのも出てくる女優の身にまとっている衣装がまったく古くさくなく、それどころかすごくエレガントでありながら、肌をむやみに出していなくてセクシーなんですよ。ファッションの手本になります。
身のこなしも美しいですし、義母が言うには言葉遣いもとてもきれいだと。女性に対しての『格好いい』って、本当はこういう女性のことを言うのだと思います。
目に新鮮なので、古い映画もたまにはどうでしょう?


コメント

  1. 最近は古い映画を観ることはあまりありませんけど・・
    今でも十分に通じるファッションなどは本当に参考になりますね。
    この頃の人って若くても色っぽいですね。
    今自分がその年齢をこえているのにこの色気のなさ・・・(笑)

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  2. りりーさん、本当にこの時代の女優からはセクシーさは内側から出てくるものだと教わります。
    人それぞれきれいと思う人の好みは違うと思いますが、私は断然顔がどうこうではなく、いかに自分を自分らしく、それにきれいに見せるかを知っている人に憧れます。所詮、服もメイクもそれらを際立たせるための小道具なんで、それらに着られないようになによりも内面を磨く事がいちばん大事ですよね!
    りりーさんは、得意なものを持っていらっしゃるので私もありがたく刺激を受けています。

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  3. この映画のハンフリーボガードのセリフ「君の瞳に乾杯!」は凄く有名ですね。
    ちょっと気障なこの言葉が、この二人にはピッタリで素敵に思えるので古い映画ではありますが、今でも通用する素晴らしさが有ると思います。
    1942年の作品なのですか?
    私が生まれる遥か昔の作品ですが、今も通用する美しさとストリーではないでしょうか。

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  4. J.TERAさん、そうなんですよね。「君の瞳に乾杯!」はこの映画から生まれた言葉だったということを私初めて知ったんですよ。
    西洋でもこのセリフが映画の代名詞になっているようです。確かにキザ役なハンフリー ボガートにぴったりなセリフでございます。頭からふわっとスカーフをまとって出てきたイングリッド バーグマンもため息が出る程素敵でした。ストーリーも時代背景を感じさせつつ、クラシカルなラブストーリーでよかったです。

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