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世界の歴史に刻まれた歌声 ー Heal The World / Man In The Mirror


MICHAEL JACKSON - 1958年8月29日生まれ







私が生まれる10年前の1966年には、少年はすでに成功への階段を駆け上がっていました。
独自の音楽、踊り、歌声、パフォーマンス、ファッションは常に音楽界の枠や人々の想像を遥かに突き抜け、そのスタイルはのちに世紀の伝説として確立されていきました。


英語が分からなかった何十年もの間、ただリズムのように意味を持つことなく私の耳に響いていた彼の歌声は、私がオーストラリアに移住し英語一色の生活となってから、いつしか心に響く、とても重みのある“言葉“として意味を成すように変わっていきました。

今ようやく、マイケル ジャクソンの”心の声”が私に届くようになり、世界は偉大な歌声を失ったのだと思いました。


Before you judge me
Try hard to love me

僕のことを判断する前に、まず僕を愛する努力をしてくれないか


という『CHILDHOOD』の歌詞が印象に残っています。

これほどまでに激しい人生を駆け抜けて、これほどまでの才能を開花させていながら、生涯にわたりこれほど多くの人に厳しくジャッジされ続けてきたエンターテイナーはいなかったと思います。

エンターテイメント界の頂点に登りつめ、それを40年以上維持した偉人 。
文化・人種・言語・貧富の違いを越え、史上、歌で最も多くの人々を魅了したエンターテイナー、MICHAEL JACKSON。


本当は、自分が世界中の誰よりも自分に一番厳しかったのかもしれません。


2009年6月25日、KING OF POPは人々に”歌”という永遠のギフトを遺して逝きましたー享年50才



週刊誌 NEW WEEKLY




(写真左側)2009年春コレクションのGIVENCHYのスタッズ付きトップとジャケットのコンビ。女性物を堂々と着こなすマイケルジャクソン。その着こなしに脱帽と週刊誌側からもコメント。私もお金があれば欲しい服。



週刊誌 OK。GOOD写真です。



女性との交友関係。左端ブルック シールズとのツーショットが初々しいです。



ファッション誌GRAZIAの表紙




MJスタイル特集


有名なスター達も影響を受ける


ファッション業界にも影響を及ぼした


死去3日後の6月28日付のTHE AUSTRALIAN NEWSPAPER の一面を飾った写真


私にとってマイケルジャクソンは、個性を表現することがいかに素晴らしいことであるかということを教えてくれた人でした。まさに夢を現実にできることの象徴でした。
彼はその個性を誰よりも輝かせるのが上手で、幼いころから備えていた類い稀な才能と惜しみない努力で実力を存分に発揮し、人々に大きな夢や喜びを与えた史上最も成功したエンターテイナーであり、同時に大変優れた実業家でした。

1993年にテレビのトーク番組に出演した際、幼少の頃を思い出しこう語っています。
「幼い頃レコーディングスタジオに行く途中に公園があった。そこで同じ年頃の子供達が遊んでいるのを見て、悲しくなって泣いたんだ。僕は皆のように遊ぶ代わりに、働かなければいけなかったからさ。」
また80年代には、大人になってからでさえ
「時々自分の部屋にいて泣くことがある。友達を作るのはとても難しいことなんだ。夜、家の近所を歩いてしゃべりかける相手を探していたことも度々あった。」と孤独であった悩みを打ち明けています。
彼が歌のレッスン中、父親からの心身に及ぶ暴力に耐え、泣く泣く過ごした子供時代こそ、ステージで人々の想像を越える驚きと感動を生み出す証なのです。

そしてもうひとつ、私が彼に憧れた理由は、常に自分が最高に見える着こなしをよく知っていたからです。過去何十年の着こなしから今まで、洋服の色やデザインを見るとスタイルに一貫性があり、斬新でした。
見せる職業にある立場としてのその徹底した高い美へのこだわりにさえ、音楽以外のことでも完璧主義者としての彼の一面を見たような気がします。
多くのファンがそうであると思いますが、私は360℃の視点からマイケルジャクソンを楽しんだ一人です。そしてこれからも。
だから”夢をありがとう!”そんな言葉しか出て来ません。



そこで、今日は一(いち)ファンの私が最近特に好きでよく見ている映像を下に集めてみました。(DVDで見ています)
好き嫌い色々あるとは思いますが、ぜひこの”メガ スター”を360℃の視点で楽しんでもらえたらと思っています。


MJリンク集


〜スピーチ篇〜


1993年のGrammy Legend Awardのスピーチ Part 1はこちら
1993年のGrammy Legend Awardのスピーチ Part 2はこちら

〜ステージパフォーマンス篇〜

1995年のMTV VIDEO MUSIC AWARDS PERFORMANCE Part1はこちら
1995年のMTV VIDEO MUSIC AWARDS PERFORMANCE Part2はこちら
SMOOTH CRIMINAL Live Versionはこちら
YOU ROCK MY WORLD Live Version はこちら (最後のUsherとのダンスに注目!)


コメント

  1. 本当に偉大なスターを失ってしまいました。
    彼の様に色々な分野に影響を及ぼすスーパースターはなかなか出て来ないでしょうね。
    私もこの事はブログに取り上げましたが、一人のスターの死を取り上げてブログに書こうと思う人は、そんなにはいませね。
    ジョン・レノンかちょっと古くてプレスリー等でしょうか。
    留美子さんはマイケルを「個性を表現することがいかに素晴らしいこと」と評されていんすが、まさにその通りで個性を表現して、美を追求して行く姿は印象に残っています。
    とっても悲しい出来事でしたが、今は彼の冥福を祈っています。

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  2. J.TERAさんコメントありがとうございます。
    彼の死は本当に残念でした。
    遺された可愛い子供さん達のことを思うと、可哀想で・・・
    お金があってもお父さんのマイケルのように、孤独な人生にならないことだけを祈りたいと思います。

    返信削除

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