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スーパーで売っている安価なオーガニック製品に要注意か

ちょっと気になったことを書いてみます。

最近スーパーで購入したシャンプーとコンディショナーに『オーガニック ケア』という名がついていました。
それぞれ3ドル75セントという安い品でした。(日本円で300円)
成分をいつものように確認すると、化学剤の代わりにplant derived(植物から抽出)と示された洗浄剤などが並んでいたので買ってみることにしました。
その日使ってみると、まず使い心地がオーガニック製品とは考えにくいほど滑らかで、化学香料でぷんぷんとしていました。
翌日の髪は今までにない“つるん“とした手触りで髪が軽い。というか髪が死んだみたいに、艶とハリがなくなった!!
実は本物のオーガニックは真逆で、洗い心地はみしみしとしていて、乾くと手触りは(水分を含んだ)重たい感じ、そして翌日艶があります。(コンディショナーと兼用した場合)

そこで、この会社のホームページを見てみることにしました。お金云々ではなく、腹が立つので本当なら返品したいくらいだったのですが、よくこちらオーストラリアの商品で見かける100% MONEY BACK GUARANTEE(気に入らなければ全額返金保証)の表示がこの商品のラベルには載ってありません。やはり値段が値段なので、会社は不満があっても消費者は黙って諦めると思っているらしい。
ホームページを読むと、長々とした商品説明の最後の方にこのように書かれてありました。

”私たちは出来る限り植物から抽出した原料を使用するようにしています”
ちなみにオーストラリアの会社だというのに、主人曰く、こう書かれた英文の文法は間違っているとのことでした。インチキ会社め。

オーガニック ケアと名付けて商品を販売促進しているとしか思えません。確かにラベルにはこのようなことは表示していませんし、100%オーガニックとも表示していません。私は馬鹿なので、いわゆる”まやかし”に引っかかってしまったようです。
やはりオーガニック製品はある程度値段で判断すべきなのかも知れません。

そういえば最近、何度かニュースで”オーガニック(有機)野菜は、通常に作られた野菜よりも栄養価が低いことが研究者によって明らかにされました”などと言っていましたが、そうやってどこのニュースでもそういうことを言うと、これを耳にした人は、もうオーガニック野菜を買わない訳で。
というのも、有機野菜を買ったことがない人はもちろんのこと、野菜までオーガニックにこだわる人はおそらく健康志向の強い人ですから、栄養価が低いのならもう要らないわと・・・

マスメディアの影響は怖いですね。
真実か虚偽かも実際分からないのに、消費者をあっという間に信じさせてしまうということは自分をコントロールされているのと一緒な感じがします。
消費者を餌食に、ますますこれからそういったことが多くなるかも知れませんので気をつけたいと思います。
そういえば、昔日本のテレビ番組『あるある大辞典』でも、国民はまんまとやられましたね・・・

コメント

  1. オラオラです。
    そのシャンプー恐いですね。。サギじゃないですか。
    買って使ってみないと、良いものなのかわからないですね。てか、何が良いものなのかわからなくなってしまいます。

    マスメディアでの情報にしても、何が正しいのか判断する力が求められてる気がしますね。

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  2. オラオラさん、そうなんです。
    良いものって、結局自己満足なものになるのかもしれません。たったの300円でゴチャゴチャ言うのもなんなんですけど。

    メディアは正直言って好きではありません。

    返信削除

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