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オーストラリアの自然の中で暮らし始めて、そのありがたみが身にしみるときがよくあります。澄み切った空気、鳥のさえずり、いたるところで咲き乱れる花々、息を奪われるほどの夕焼けなど、人が心地よく生きるために、本能的に求めるものがここにはあります。
私の大好きなこの家の庭には、毎日自然界から多くの”ゲスト”がやってきます。季節が巡るたびに実る果実もそう。
変な話、オーストラリア原産のゴキブリなんて、しょっちゅう庭の大木に張り付いているのですが、形はなるほど奴らと同じ小判形ではあるものの、よく見ると模様があり、触角や頭部も違うし、色合いはグレー系で全く異なります。食べ物も家に住み着くあの奴らのように汚い物を全く口にせず、自然界の物だけしか食べないので、清潔感があります。もちろん汚いあの連中も夜になると庭でゴソゴソし始め、そのうちぶんぶん飛び交う始末です。この国は空気がいいからか、一体なんなのかわかりませんが、とにかくものすごく大きくて元気なんですよ〜。コワイ。。。すみません、ほんとうに変な話になってしまいました。では、気を取り直していきます。


ザクロの木です。今で8個ほどなっています。昨年はこれでザクロ酒を漬けました。ホワイトリカーが売っていなかったので、アルコール度数の強いホワイトリカーに似た成分のお酒で漬けました。ザクロは女性ホルモンの働きに良いそうです。


これはジャカランダの木です。我が家(我が義父母宅)では一番の古株です。春から初夏にかけてたくさんの藤色の花を咲かせます。、うちのジャカランダは毎年なぜかあまり花を咲かせないので、不思議です。


夜がなんともきれいな庭です。特に雨上がりの日の庭は、緑が一段と鮮やかできれいなので気に入っています。


夜のデッキもきれいです。実はこの光を求めて赤茶色の”奴ら”が飛び交うのです。



フランジパニの木です。変わった形の南国の木なのですが、花がピンと上をむいて咲いているので、下からは花がよく見えません。でも、ある日落ちていた花を実際に手にとって見てみると、花びらがしっかりと固くてほんとうにきれいでした。結婚式の日に、この花をヘアーアクセサリーにしたかったほど。ドレスに合わないのでやめましたが。


カワセミという鳥が、物干にとまっていたので近づいてみました。鳴き声が人間の笑い声に似ているのです。これは肉食なのですが、どうやらこの日、外で義父が焼いていたBBQのステーキの臭いに気づき、えさを求めてやってきたようです。鳥のわりには頭がゴロンとしていて体も大きく、おまけにコワイ顔をしているので、えさはあげませんでした。なにより野生ですから餌付けは厳禁です。


サイドゲートから入るとこのような景色があります。写真手前、左横に見えるのはオレンジの木。
突き当たりのテラコッタの鉢に植わっている小さな木は、金柑の木です。


これは、実は隣のおばあさんの家の庭です。家のデッキから覗くと、いつも素敵なイングリッシュガーデンが。あまりにもきれいに手入れされていて、つい覗いてしまうのです。
おばあさんは、時々全身真っ赤な洋服を着るほどのおしゃれさんです。


本日の夜ごはんは、サモサとアボカドディップ、ねぎチャーハンでした。
アボカドデップは、前回失敗しましたが、今回は成功です。クリームチーズとアボカド、にんにくのすりおろし、色あせ止めにレモン汁、塩、胡椒で美味しく出来ました。

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