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土に触れてみる


今日はお昼にひとりごはんを楽しんだあと、こんな珍しいことをやりました。


ひとり畑?

いえいえ、違います。

ひとり草むしりですよー!

10キロほどの家中の雑草と落ち葉を、朝から夕方までかけて抜いていました。

義父母は今、家の書斎のペンキ塗りに忙しく、私が今何を手伝ってあげたら二人が一番助かるんだろうかと考えたところ、庭の伸びきった草むしりを思い付きました。


私は大阪で生まれた女やさかい(こんな歌あったな)、30年間、子供のとき以外は土に触れるような人生を一度も送ったことがありません。コンクリートジャングルの中で生まれ、身近に土のあるような人生を全く知らないで、今日まで来たのです。

ビフォー
優雅に、そして気楽にひとりでアフタヌーンティをよばれてる場合ではない。

今日は黙々と草むしりを始めました。とはいうものの、実は昨日のうちから少しずつ始めていました。
義父母は心配なのか、時折様子をうかがいに来ては感激し「ありがとう。本当にありがとう。」と言ってくれました。




どうですか?
大阪から来た嫁、なかなかやるでしょう?

途中、シャベルを持つ手の力が入り過ぎて、下に埋もれていたコンクリートをぶち壊し、植木の枝も何度かサックリとちょん切ってしまうハプニングもありましたが、自分自身で出来映えに大満足。手も洋服もどろんこになって、それでもやりながら、土っていいなぁ!気持ちいいなぁ!って思いました。

ビフォー
アフター

出来映えに喜んでくれた義父母は、私の仕事が速くてびっくりしたと言っていました。日本人は何をやっても速いんだからねっ。えへん。

義母は「こんなに嬉しいことはない。草むしりは腰が痛くなるので、大助かりだわ。ありがとう!」と。


終わった頃には、すっかり日も暮れました。

大都会で暮らし続ける人生より、土に触れて、小鳥のさえずりを聞ける今みたいな人生がずっとしてみたかった。こんなにも満たされる心、大阪では味わうことはできませんでした。


コメント

  1. 草むしり、お疲れ様でした!
    大変じゃなかったですか?
    これがRumikoさんの優しさなんですね~
    人への思いやり、気遣い。
    自分も少し見習わなくては…

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  2. まさしさん

    ジムでなく、こうして何かに役立つことに自分の体を目一杯使えてよかったです。今朝は私の手がむくんで、百姓のような手になっていました。(笑)
    そして意外と土を触ることが好きなんだと気付きました。いつか自分で野菜を育てるような生活をしてみたいものです。

    まさしさんの持つ感謝の気持ちはとても大きいものだと思います。私も、今まで当然と思って来た事柄に関して、もっと感謝できる人にならなければと思いました。

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