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イタリアに恋した料理本

今日は芸術的な料理本に出会いました。


今日は百貨店でこんな料理本を見つけました。' COOK LIKE AN ITALIAN'- ’イタリア人みたいに料理して’。
日本語に訳したらこんなにダサくなりました。。。


昨日、家の近所の書店で60ドルの値段がついていた 高級料理本。それが今日、シティにある百貨店で見たら、なんと35ドル。思わず、”え!?同じもの?”なんて疑ってしまうほどの値段差です。
近所のスビアコという町は、パースで最もファッショナブルな町と言われており、特に高級嗜好でおしゃれな人々が買い物に来る町なので、何でも結構高いのです。パースの人達の間では、「あなた、いい物が欲しかったらスビアコよ。」なんて会話でも交わされているんでしょうね。かなり洗練された町として知られています。

都市ごとに、町の思い出と写真、レシピが綴られています。
これはローマの紹介ページ。
それにしても、本の中身はとてもアーティステック!うつくしすぎる料理本なのです。

旅の本と料理本が一緒になったみたいな構成になってます。ため息が出るほどうつくしいイタリアの写真とともに、イタリア全土の郷土料理が紹介されています。パスタ以外のイタリア料理が多いです。

そう、イタリアやフランスへの憧れ、日本人だけでなく、オーストラリア人も結構強いんですよ。



シェフはメルボルン生まれ。イタリア人みたいに生活がしてみたくて、イタリアに住み、都市から都市へ郷土料理を求めて、地元のトラットリアやリストランテに足を運びました。
本の文字のレイアウト、字体、色彩、本の紙質にいたるまで、この上なくイタリアンな本です!何十年たっても、古くさくない料理本と言えます。なにせ、もうすでに古びた感じが出ているんですから。そこがまさにイタリアのイメージそのもの。イタリアのほとんどの町がルネッサンス期から時が止まったままなように、この本もそんな同じような味が出ています。

パルマの紹介ページ。
日本でも知られている’パルメザンチーズ’や’パルマハム’はパルマ発祥です。

シンプルな材料で、最高においしい本物のイタリア料理の作り方を教えてくれます。
イタリア料理は決して味付けをいじくらないんですね。見た目もソースに絡まったような瑞々しい雰囲気の料理はほとんどなく、なんか乾いた感じの料理で、盛り付け方も作り上げないのがおしゃれです。特に使われているお皿が最高にセンス良く、どれも欲しくなります。驚くことに、端の欠けたお皿まで出ているんですが、それが文句なしにキマっています。

うちのちょっとイタリアンな鉢どうでしょう?
私もフランス、イタリア大好きです。


ついでに、めずらしいニュージーランド製の2011年のスケジュール帳兼ダイアリーも買いました。

なんと私、人生で初めてスケジュール帳というものを使います。 初めてにしては、すでに2ページ、びっしり文章で埋まりました。


コメント

  1. よりいっそう、Rumikoさんのお料理の
    幅やセンスが広がりそうですね!
    ブログでのUP、楽しみにしております。

    スケジュール帳ですが私は毎年、
    会社からダサいのを支給されますが
    何故か一度も使用したことがありません…

    返信削除
  2. まさしさん

    センス磨かれます!美術本みたいで、すごく楽しい本です。実はアップしていない料理の写真が結構たまっています。いつか料理だけのブログを作ろうと思っています。このところ暑すぎて、食いしん坊の私も食欲減退しています。

    まさしさんも、スケジュール帳を使わない派なんですね。日記感覚でつけはじめると楽しいんですが、それも見た目が気に入っていると余計にペンが走る感じがします。実際はつけてもつけなくても、あまり気分は変わりません。私はある目的があって、将来に残すために書いています。
    いつもコメントありがとうございます!

    返信削除

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