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モスと生きる

’ガ’が大量発生中。3日前くらいから家の中がすごい。
さかのぼることその1週間前、バスルーム前の床に毛虫がいっぱいいた。月明かりと部屋の明かりを間違えて、塞がらない窓の隙間からどんどんと入ってきたもの。
床は毛虫と同じ濃い茶色なので、夜は非常に分かりづらい。旦那は素足で毛虫を踏みつぶしてしまうこともあった。私もスリッパで2匹踏んづけた。それらが3日前にとうとう成虫になってしまったよう。(もちろんその間できるだけ駆除をしたけど、追いつかなかったみたい)

台所の窓。その’のれん’にとまるガ
事態は深刻。どんなんかと言えば、こんな状態。
おとついスイカを切ってテーブルに出し、その後数分洗い物をしている隙に、スイカの一切れにガがへばりついて、だれより先に食べていた。昨日旦那にお礼を言われた。なぜなら、お弁当の袋に死んだガが入っていたから。3日前、便器にガが浮いていた。トイレのカーテンに2匹がとまり、便器のそばには3匹が死んでいた。昨日と今日の朝、台所で洗い物をしていたら、ガがシンクの水の中にぽとりと落ちてきた。
と、このようにガのことを言えばきりがない今日この頃。こんな風にシンクの上の’のれん’で大人しくとまっているかと思えば、明朝台所のシンクめがけてお陀仏。なんちゅう人生。

ガのことはどっちでもいいけど、これ、寺子屋と読むのか?


上のガとは違います
ガはほかの虫と違って、ティッシュにくるんで捕まえようとしても、まったく逃げる素振りもせず無抵抗な虫であることは確か。人間の手にかかってしまえば、そのままティッシュにくるまれて、死んでしまう運命にある。

私にはそう見えないんだけど、横で旦那が「怖くてプルプルと震えているじゃないか。そんな無抵抗なガを知って押しつぶしてしまうのはちょっとかわいそう。」と言って、虫ケース(昔はシリアルを入れていた容器)で捕まえて、外に逃がしに行く。さすがにゴキブリだけは容赦なく処分してくれるので、私はここでは何も云うまい。黙って見て、カメラで撮る。なぜならこのガは生まれて初めて見る巨大なモス(ガ)ではなく、モスラだからだ! ケースを持っているのが旦那の手だから、大きさが想像ができると思うが、この無抵抗なモスラ私の手の平くらいある。毛もふっさふさ。
それにこれは大きいだけに生きる意欲が強かった。しばらく容器の中を飛び回ったあと、突然ばたっと倒れ死んだ振りをしたからだ。容器を揺するとコロンコロン、ワッサワッサ、そこら中に転がってずっーと死んだ振りを続けていた。。もともと旦那は助けるつもりで容器に入れたのだが、さすがに私もその力の入った演技に負けた。

それにしても、毎日あれだけのガに囲まれていながら、よく考えると旦那はガを一匹も殺していない。気にもならないのか?
オーストラリアで生きようと思ったら、見たことのないような昆虫も愛さなあかんのね。

コメント

  1. 短いコメントで申し訳ない…
    「ガ」は大の苦手でして、情けない話しだけど
    怖くて逃げ回るくらいです… こちらも一定の時期に
    なると「マイマイガ」と言う種の「白いガ」が
    大量発生!!体長は10cm以上もあるので失神寸前です…

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  2. えぇ〜、まさしさんは逃げてしまうくらいのガ嫌いですか。それにしても10センチ以上の白い蛾って、想像したら気持ち悪いですね。白い蝶々だったら「きれいねぇ」と言えるのにおかしいですね、人って。(笑)
    オーストラリアって、クモや変な虫が多いのでホント心臓に悪いです〜。

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  3. 昔、コーヒーを入れて、さあ飲もうとカップを口に運んだら、どこからともなく蛾が飛んできてカップにダイブ! コーヒーに広がる鱗粉。浮かぶ蛾。あの時は虚しくなりましたよ。
    でも、蛾ってホント無抵抗ですよね。なぜなのでしょうか?

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  4. コウスケさん、それは最悪ですね〜!液体に入ると、気持ち悪さが倍増しますね。あの粉っぽさがとても厄介です。
    旦那は前にガのドキュメンタリーを見たと言っていましたが、ホント苛酷な生き様で、何も考えていない虫だと言ってましたよ。(そんな番組見たから危害を加えたくないんでしょう)
    それにしてもコーヒーにダイブするんですから、分かるような気が。どこまでも無抵抗だからかわいそうなんですが。

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