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キャンドルを溶かして、チョコでとろける。。。


長い間ブログの更新や訪問ができなくてすみませんでした。家のインターネットの接続状態に問題があり、原因も分からず困っています。今日は少し接続のスピードが早くなったので、チャンスを狙って更新しています。
最近は日本語ホームページの構築及び全体のリニューアル作業も併せて、ちょっと忙しくしています。インターネットマーケティングというのは、まさしくノンストップ作業なんだと改めて思い知らされました。
また絵の方も、新たな作品を近いうちに公開したいと思っています。何せ進行が遅いのですが、どうぞその時は見てやってくださいませ。

さて、私はそのほかに最近このようなことをしていました。


キャンドルの芯を自分で交換したのです。
というのも、キャンドルを使う時に周りの気温が低いと、温度差によって外側の蝋が全く溶けず、火の周りの蝋だけが溶けてクレーター現象が起きます。(右写真)

しかし、ガラスの器に入っているキャンドルであれば、どんなキャンドルでも芯を交換して復活させることができるとのこと。ネットでやり方を習って、自分でもやってみました。
そう、蝋を熱湯で溶かすことから始めて。



芯の材料ですが、日本みたいに凧糸などの材料をここで見つけるのは意外と難しく、手芸屋さんでぶらぶらしていたら刺繍糸が目について、表示をみたら綿100%との表示。これはいける!と思って、家に買って置いてあった刺繍糸を使うことにしました。糸の先に付ける金具はさすがにどこで買ったらいいのかさっぱりわからなかったので、古いやつをそのまま取り出して使いました。刺繍糸は3束分を三つ編みしますと、まさに凧糸のようにしっかりとします。
ウィックの土台となる金具を中央に落とし、蝋が固まるまで待つこと3時間。その間、糸を固定するのに箸を使いましたが、これは偶然思い付いたアイデアでした。


結果、こんなに素晴らしい”さらぴん”のようなキャンドルが出来ました!もしこのようにウィック(芯)を自分で交換することができなかったら、私はこれだけの蝋が残ったキャンドルを仕方なく捨てていたことでしょう。いや、瓶だけでも置いておこうと思って、捨ててはないかな。。
ただ熱い油を扱う作業のため、少し面倒でしかも注意が必要です。私は昼下がりにこれをジャズを聴きながらしましたが、それがなんとも雰囲気が良く、楽しかったんです。ふと、キャンドル作りも、なかなかおしゃれな工作ではないかなぁなんて思いました。いつか自分で作ってみてもいいなぁ。。

はい、しっかりと火も灯ります。ロマンティックな灯火の中、浮かび上がるグレースの微笑みもいつもと違う?

話はがらりと変わりますが、実はグレースケリーの一生がずっと私の頭に残っています。  私とは全く違う人生だからか、この本に書かれたことが、とても実際の話だとは思えないのです。とにかく、一生懸命頑張って生きて来こられた女性という印象が強く残りました。地位とか関係なく、そういう生き方をした人は素直に立派だと思います。
また、幸せの持続は、お金とか美貌では果たせないというのがよくわかった気がして、その自分なりに導き出した答えが頭から離れません。(確かにお金と美貌で可能性がより広がるのは確かでしょうが)
あんなに恵まれたすごい人生を歩んだグレースだって、私たちと同じように、人との出会いが常に彼女の人生を左右していたし、自己の感情との闘いが常に付きまとっていたはずです。

そう考えると、やはり出会いってすごく大事なものですね。
私は多面的に魅力を持っていて、尚かつ裏表のない率直な人をとても尊敬しますが、私は人との出会いの数は少ないけれど、そういった方々と知り合って交流できていると思います。これは何にも代え難い価値で、すごく運がいいと思います。「私とお付き合いしてくださってありがとう」といつも心の中で思っています。本当にひとりひとりの方に心から感謝しています。。。



ある晩、ドナヘイのチョコレート本を見ていた時、作り方が簡単そうに見えたトラフルズに恋をして、私も同じ物を作ってみました。日本ではなんと呼びますか。名前がわかりません。とにかくめちゃくちゃ美味しいんです!正直、どのデザートよりもおいしいです。

これを見たら、私のブラジル人の友達がこれとよく似たのを昔作ってくれた事を思い出します。
彼女が「私ブラジルに帰るの」と言ってからの一週間、もうあと何日やなと、複雑な気持ちで日が過ぎていくのを数えました。

別れる最後の日、大丸百貨店のカフェで、彼女が書いた優しい言葉がいっぱい詰まった手紙を読んで感動し、一目もはばからず、私はおんおんと泣いていました。彼女もそんな私を見て震えて泣き始めました。帰る一週間前だというのに、彼女は運悪く、自転車で当て逃げされ足を骨折し、その時ちょうど松葉杖をついていたのですが、わざわざ住んでいた京都から私にさよならを言いに、大阪まで電車で会いに来てくれました。
そんな不憫な姿で人混みの中に立っていた姿や、私が見えなくなるまで後ろ姿を見送ってくれたこと、今でも思い出すと胸が詰まりそうです。彼女にはいつまでも幸せでいてもらいたいです。
まさにこのチョコのように、優しくスイートな思い出です。

コメント

  1. う~ん。光景を想像すると泣けてくるお別れです。Rumikoさんはたくさんの良い友人と出会ってきたんですね。

    ロウソクの再利用については俺も昔考えたことがあって、
    『溶けた蝋をまた固めれば、ロウソクって無限に使えるんじゃないか?』と閃いたのですが、燃やした時に蒸発することを考えておらず、自分のアホさに失笑したものです。

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  2. ハロー、久々ですね!
    ロウソク素敵〜。
    私もキャンドル好きだけど、ルミちゃんのキャンドルと少し違うの。
    ヒッピーでトライブな感じ?(←わかんないか!)
    広末涼子さんの旦那さんが作ってるキャンドルをよく買うよ。

    あと、チョコレート‼これ系のチョコレートは止まらなくなるよね。
    自分で作ったことないな〜。
    ルミちゃんが、昔にカレーのレシピくれたの覚えてる?
    あれからカレー作るのはまって、スパイスから色々作ってるんだよ。
    食べ物に関しては、とても影響を受けやすいので、なんだか次はチョコレート作りハマりそう…。


    今日作ってみようかな…。

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  3. あ、上のコメントはえりこです(^-^)/
    また匿名選択してしまいました。

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  4. コウスケさん

    そうなんです、おかげさまで私はいい出会いに恵まれていると思います。私はしょうもない人間なんですが、私の周りの人は皆私には釣り合わないほど立派で素晴らしい人たちです。コウスケさんとも距離がこんなに遠いのに、出会えてよかった〜ってすごく感謝してます。

    そうでしたね(笑)、ろうそくって蒸発するのですよね。少しずつ蒸発するので、随分長い期間楽しめますけどね。けど、瓶に入っているのは通常のむき出しになったろうそくより値段が高いし、香りも抜群なので、なんとかもっと楽しみたいと思って、今回こんな面倒な事をやってしまいました。忙しいといいながら、これは結局暇人にしかできひんと思います(笑)。
    ちなみに、瓶に入っていないろうそくの場合は、一度に長時間燃やし続けて、ろうそくの先の形をグニャグニャにさせたほうが方が自然で格好いいとされています。

    ブログの追加なさった画像見ましたよ〜!昔のレンジャーとはえらい違いますね!アイドル歌手みたい。

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  5. ひえ〜!匿名なのに”久々”と来たか〜!って思って、困る寸前のところ、えりこちゃんと分かってほっとしたよ〜。えりこちゃんはやっぱサプラズやなぁ。可愛いわぁ。

    ヒッピーでトライブなキャンドル、ピンと来るよ〜(笑)。どんなんかわかる気がする。広末涼子さんの旦那さんがキャンドルを作ってるんだ〜。

    カレーのレシピ、私はあまりカレーが得意でないと思うけど、あんなんでよかったのかなぁ?えりこちゃんがもっと美味しいレシピに進化させたと思うわ。インド人からカレーの作り方習いたいわぁ。。。

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  6. ごめんねー!また間違えて匿名押してしまったの…。
    そうそう、広末涼子さんの旦那さん、キャンドルJUNっていうアーティストで、活動家なみたい。
    彼のつくるキャンドルが好きなのさ。初めて買った時は東京でのエコロジーイベントで、私が選ぶのに迷ってたら、本人から「直感で選んで」と言われたのが今でも覚えております。迷うとよくないね。
    カレー色々つくったよ。楽しいねカレーつくり。
    この前はお店に来てくれてありがとう。久しぶりで嬉しかったわーーー♪
    それでは、またね!

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  7. えりこちゃん、間違いの事いいよ〜(笑)。
    キャンドルJUNのキャンドルHPで見たよ〜。めちゃ格好いいキャンドルやなぁ。
    確かに全部味があってきれいから迷うね。物は直感で選ぶのか〜、私もこれからそうするわ。

    あの時は久しぶりだったね、ホント。HP制作が忙しいとのことやから今度はいつ会えるかわからんけど、またばったり会える事を期待してるね。

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