アジア料理に使えるハーブ |
内容はここではどうでもいいんですが、あれをテレビで見てから、料理よりもジェイミーがキッチン脇で育てている数十種類にも及ぶハーブが気になって気になって。。。特にハーブってテラコッタのポットに植えるとカワイさ倍増しますね。
だから育て始めたわけではないのですが。。
きっかけはコレでした。
もうかれこれインド料理に焦がれて4年目。私はスパイスの調合から作るカレーにとても興味があります。たぶん、未だ上手く作れないからという理由からだと思いますが。
それで先週末、本格的なバターチキンを作ろうと思って、本に載っていた材料を揃えるため、まずスパイスを買いに行きました。そのひとつに、”フェヌグリークの乾燥葉”というのがあって、私には聞いた事もないような物だったので、やはり簡単には見つかりませんでした。。
本に載っている真っ白なチキンコーマがきれい |
かろうじて、マーケットにてフェヌグリークの粉末を見つけることができました。ただ、一般的に使われる食材でないのか売れ行きが良くないみたいで、パッケージがなんか古びて傷んでいる。そう思って賞味期限を見ると、後一ヶ月しか残っていませんでした。一ヶ月以内に全部使えないと思いましたが、とりあえずどんな香りのスパイスか興味があったし、乾燥している物だからと思って買うことにしました。
フェヌグリークはマメ科の植物で、花を咲かせた後に細長いマメをつけるらしいです。主に中近東やアフリカでよく食べられるハーブだそうで、若葉はサラダに、乾燥種子(マメの中に入っている種を乾燥させたもの)は、インドではカレーのスパイスとして使うそうです。日本でもルーに入っているとのことで、粉末の分は、エスニック風な馴染みのある香りがしました。
その後、乾燥ものがないから、自分でいちから育ててみようということになり。。 |
乾燥ものが手に入れにくいからという理由で、先週植物のフェヌグリークを買ったんですが、なかなか利用価値のあるいいハーブと分かったので頑張って育ててみたいと思います。
ここでちょっと息抜きがてら、 目にも素敵な白いチキンコーマ誕生のお話を紹介してみます:
チキンコーマは、もともとはイスラムの宮殿料理です。始めは主な材料としてアーモンドのみを使用していましたが、近年ではカシューナッツとアーモンドを混合したものがコーマとして知られています。
なぜコーマは白いのか。それは、世界遺産にも登録されているあのタージマハル墓廟の建設者でムガル皇帝のシャージャハーンが、かつてアーグラ城塞にて、満月の夜だけに、すべてを白で統一した晩餐会を開いていたことが始まりです。
城塞にはその夜、真っ白の絨毯が敷かれ、いくつもの豪華な白いクッションや真っ白の花々が華麗に飾られていました。当日晩餐に訪れたゲストも皆、真っ白の衣装を身に纏っており、お料理もなんとすべて白で統一されていたそうです。
アーグラ城塞(Hall of Public Audience) |
アーグラ城塞への入り口のひとつ |
しかしながら、現在食されている白いチキンコーマは、のちにラクナウに住むグルメなイスラム貴族によって完成されました。
アーグラ城塞(Hall of Public Audience) |
画像以上4枚:wikipedia
先日、ふらりと立ち寄ったアンティークショップで見つけたブックスタンドです。上のインド料理の本立てとしても使ってみました。
フォルムが格好よく、単なるブックスタンドなのに家での存在感はたっぷりです。それもそのはず、重厚な鉄製で、かなりしっかりと組み立てられています。
15ドル以下で、図鑑並みの重さでも後ろに倒れず、股も開かず、なかなかの良品でした。
お久しぶりです。なかなかこちらまで来られずごめんなさい。
返信削除今日のお話し、ハーブよりも何よりも満月の夜に宮殿が白で埋めつくされる様子に思いを馳せてしまいました^^紳士淑女が白い衣装に身を包み王宮でパーティーが開かれるなんて素敵!しかも満月♪素敵過ぎて・・・思わず私もお姫様になりたくなりました^^
カレーをハーブを使って一から作るってすごいですね。なんでもチャレンジされるRUMIKOさん。いつかご馳走していただきたいな~^^
それとは違いますが今日の私の記事で今までで一番感動したお庭を紹介しています。よかったらご覧になってくださいね^^
りりーさん、お忙しい中来てくださってありがとうございます。コメント欄はどうやら復旧したようですので、こちらで返信させていただきます。
返信削除さっそく拝見しましたよ、すごいお庭!どの庭もすごくて、まるで夢の世界です。実際にあんな生活を送っている人がいると思うと、同じ世界にいるとは思えませんね!
王宮の白のディナーも今ではもう夢になってしまったようですが、私も想像してその場にいるような感覚に陥りました。私は自分が身に付ける色の中では白が一番好きなので、かなり理想とマッチします。
実はバターチキンは失敗に終わりました。本通りにやったのにダメでした。やはり知り合いのインド人からこれは習おうと決意しました。
こんばんは。さっそく来てくださってありがとうございました。
返信削除ルーラのガーデンフェスティバルは一般のお宅の庭を見ることができる催しで、毎年10~12くらいの家がその対象になります。その年によって違うのですが、今年はいくつかは前年と同じでちょっと残念。その中で、今までで一番気に入ったお庭に出会えたことは感動でした。何年か前に見て以来もう一度と思っていたお庭も今回は見ることができて大満足です。
ルーラの街はガーデニングに力を注いでいるようで毎年この時期のオープンガーデンがあり、とても楽しみにしています。実はこうしてオープンガーデンをされる家は大きなお屋敷が多いのですが、そうでないお宅のお庭もほんとに見事なんですよ。一般公開されるといいなと思うお宅がいくつもあります^^
最近事情があってコメントのお返事をしていませんので、こちらで失礼します。申し訳ありません。
色々な種類のハーブを育てられていますね、やはり広いお庭でこの様に素敵なハーブの鉢が良いですね。
返信削除ベンチにハーブ、似合っています。
我が家のベランダ栽培とはやはり違いますね、留美子さんはほん無くて気だと思います。
この様なハーブを使って作るカレーは、きっと凄く美味しいでしょうね。
そのレシピを教えて下さいね。
白いチキンコーマ、、、その様なエピソードがあるのですね。
白い料理というのに、凄く興味がそそられます。
済みません。
返信削除☓留美子さんはほん無くて気だと思います。
〇留美子さんのハーブは本格的だと思います。
の間違いでした。
よく確認しなくて、済みませんでした。
お恥ずかしい。
りりーさん、フェスティバルの詳細を伺って、さらに興味がわいてきました。
返信削除私も道を歩いていて、時々よその家の庭(のみならず家の中まで!)が見てみたいと思うときがあります。ルーラはガーデニングに力を入れているから街全体も美しいのですね。りりーさんがこのイベントを楽しみになさっているのがよくわかりました。
内容を教えてくださってありがとうございました。
J.TERAさんのお家では、いつも食卓においしそうな自家栽培のハーブや唐辛子を使ったお料理が並んでいて、羨ましく拝見していましたが、私も今育ててみてハーブの虜になっています。
返信削除自家栽培は新鮮でおいしいだけじゃなく、摘めば摘むほどどんどんと芽を出してくれるのでとても便利です。そばにあるというだけで、料理のアイデアも膨らんできますね。
カレー作りの方はなかなか難しくて、自分ではどうにもなりません。
この前、旦那の友人のインド人宅に夕食に招待してもらいましたが、その時お母さんの方から、娘さんに巻き寿司の巻き方を教えて欲しいと頼まれました。その代わりに、私もお母さんの方からバターチキンの作り方を教えていただこうと思います。上手く出来たらレシピをお伝えします。