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フリーマントルのLa Maiolica


今日はロッキンハムから約33キロ北上した港町フリーマントルに用事があり、ついでにネットで見つけたハンドクラフトの陶器を売っているお店に寄ってみました。

上の写真はそのお店ではなく、陶器屋さんの近くにあるフリーマントル アーツ センターという芸術施設。
いつも車で通りしな気になっていたのですが、実は1861年から1868年の間に囚人の労働者を使って建てられた建物だそうで、当初は精神異常の囚人の精神病院として使われていたとか。
日本人の目から見ると、まるでお城のようでエレガントに見えるけど、裏を知らないと結構いい加減な判断をしているものです。そして、この辺りは今は使われてない刑務所もあったりするので、本当はダークな歴史を持っていたエリアなのです。




ぜったいに行きたいと思っていた陶器屋さん、ラ マイオリカ。
お店の大部分はアトリエになっていて、新しい陶器の製作中でした。売っているのは全て地中海風な絵柄の陶器。どれもセンスが良くて嫌いなデザインがひとつもないので、見れば見るほど悩んでしまいました。これはたまに経験する、まさに直感を要する買い物。


実は、この前手抜き料理として始めたタコスですが、その美味しさと様々な材料を色んな器に盛るという楽しさにすっかりハマってしまい、もともと大の器好きということもあって、タコスに使う器を最近ちょこちょこと買い集めはじめたんです。

手抜き料理?のはずが、今ではサルサにコリアンダーやイタリアンパセリなどのハーブ類、それに炒った松の実を入れたりと、逆に凝るようになり美味しさも倍増しました。


今日はここでタコスに合いそうな器を数点買いました。メキシコ風なものをと思いながらも、お店の中で一番気に入ったのがイタリア風なレモン柄。でも残念ながらお皿がなかったので、ほかの絵柄を選びました。

メイド イン オーストラリアと思えない地中海な柄でしょ。


このほかにもカップ&ソーサーをプレゼント用に買いました。オーダーメイドもできるらしいので、今度行ったときレモンのお皿を頼んでみようとおもいます。



フリーマントルにイタリア料理店が多いことは知っていたのですが、 イタリアの輸入食材を扱うお店や、煉瓦のピッツアオーブンを作る工場などもたくさんありました。イタリア移民が多い場所なんですね。




看板や野菜の並べ方までもがイタリアです。
ここで夕食の食材を買いました。


パスタがオーストラリアのと違い、ものすごく弾力があり美味しいパスタでした。

うずら模様のボルロッティ豆は、見ると必ず買ってしまう好物です。毎回1キロ買って常備するほどです。試しにここのグロサリーで買ってみることにしました。日本のように甘く煮て金時豆として食べると美味しいです。両親が来たとき、日本食を口にすると安心すると思うので作っておこうと思います。


今日の買い物の一番のヒットが、下の’レモンマーマレード’でした 。
レモンマーマレードはイギリスで初めて食べてその美味しさに感動し、朝食のトーストが楽しみになったほど。日本でもここでもその味を思い出して何度か自分で作りました。

確かイギリスでは年に一回レモンの採れる時期だけ加工されて売っていたはずなんですが、オーストラリアでは年中見ません。地中海の気候と似てるパースではレモンがごろごろと成るのに不思議です。今日はここで思いがけず見つけてラッキーでした。


コメント

  1. 白い綺麗なたてものだなぁって、日記のページ開いたら建物にそんな歴史があったなんて…
    よく見れば塀が立ってたり、なんだか寂しい雰囲気が…
    歴史を知ることは大切ですね(-_-;)

    食器の絵柄が目を引くステキなデザインですね!タコスといえば、この間Rumikoさんが買っていたタコスキット、同じものを発見!勿論、買いました\(^o^)/
    まだ食べてないけど、楽しみですうふふ

    レモンマーマレードもきっと美味しいんだろうなぁ、レモン好きだから気にななっちゃいました(*^^*)

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    1. YURIAさんのおっしゃるとおりで閉鎖的な建物ですね。確かに寂しささえ漂う。だから人が集まるアートセンターにしたのはすごく良い案だったんじゃないかな。

      同じタコスキットを見つけましたか!サルサにレモン汁を加えるとおいしいですよ。

      レモンと言えば、今朝レモンマーマーレードを食べました。あまり天然の味がしてないと思ったのですが、やっぱりどのジャムやマーマレードよりも爽やかさは断トツです。これはフランスのですが、イギリスのレモンマーマレード方が美味しく作ってあるとおもいます。

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