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謎の3日間

火曜日の朝、目が覚めると、ベッドに横たわってる自分が鏡に映っている。
そばに置いてあったメガネをかけてみたら、


’この人、、、誰?’。



わたしの横に寝てる娘は、確かに娘なのだけど、
その隣で横たわってるのは、私の知る私ではない。

あまりの変容を見てショックを受けるも、言葉が出なかった。



まぶたが腫れ、鼻をまたいでシンメトリーに真っ赤な湿疹が帯状に広がっている。
顔はこの世のものと思えないほど恐ろしく腫れ上がって、わずかな熱を含んでいた。


’私、なにがあったの?’



一夜にして自分でなくなった自分の顔を鏡越しに見つめ、しばらく考え込んでいた。



’一体、なにをしてしまったんだろう?’



その前夜は、確かに通常の夜ではなかった。その2日前ぐらいから、自分の免疫システムのバランスが崩れ始めてるのに気付いた。このところ体の異変の察知が速い。


何かに対する過剰なアレルギー反応か、はたまたストレスか。。。

2日目は、もう目が半分も開かなかった。
それでも、自己流で治すか、放っておいたら治るだろうと思う根性がすごいんだ(笑)。もちろん、皆から反対されて。。。。


結局、病院で診てもらうも原因不明。
だけど旦那の両親が、この3日間全力でサポートしてくれた。

お医者さんに診てもらっていた時、ある会話の中で「子供は私よりも大事な存在だから」と私が言うと、義父は「君が元気でないと。君が幸せでないといけないんだよ、誰よりも。」と。
私の母もよく言ってた言葉だった。


私は幼い子供にとって”命をつなぐ人”で、
旦那の両親にとっても、家族みんなを沈没から守る”命綱”だという意識を
今改めて強く持つようになった。



私は旦那と義父母と出会ってから、みんなで力を合わせて、心を一つにして、たくさんの困難を乗り越えてきたと思う。自分の両親の元では味わうことのなかった苦い経験を義父母と味わったことが、とても感慨深い。







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