スキップしてメイン コンテンツに移動

レシピのイラスト


来週開く予定の、第二弾『日本人ママ向け料理レッスン』のイラストのレシピ。
欠席者が出たので、材料表示のプリントと共に渡そうと思って描きました。実際の料理の写真よりイラストの方がわかりやすいので。

これ、私が昔よく作ってた、そして家族にも喜ばれた一品。タラのトスカーナ風オーブン焼き。なにより白ワインとの相性が良く、見た目もおしゃれな一皿です。
実際にイタリア人に食べられてるのかどうかは知りませんが、ミラノカツレツにも似ています。オーストラリアに来てから魚を食べる機会が少なくなって、魚料理のレパートリーを増やしたい日本人は多いと思います。そして日本でよくする煮魚は、実のところこちらの風土に合わないので、煮魚から離れた人も多いのではないでしょうか。

私の息子はこの上の料理に使う材料のほとんどがアウト。パン粉においてはもう4年も使っていません。今後アレルギーが治ったとしても、普通のパン粉は使わないとおもいます。グルテンフリーの米粉パン粉やコーン粉パン粉なるものも売っていますが、私はもっと美味しいパン粉を使っています。

今回、よりヘルシーな一品になるように少しアレンジをしようと思っています。付け合わせのサラダ、絵のようなグリーンサラダだけでもいいのですが、もう一品、今回足を運んで来た人だけに教えようと思ってるサラダがあります。それと一緒に食べると、もっと体に栄養が吸収されやすく消化にも良いはずなので。

私が一番好きなYotam Ottolenghi(ヨタム・オットレンギ)という、ロンドンで人気のレストランを経営してる世界的に有名な料理家がいるんですけどね。イスラエル出身なので、特に西洋と中東を融合した料理がうまくて、彼の料理本はほかの料理家によって書かれた今流行りのスタイルだけを追ってる料理本とは一味違ってて素敵です。

子供の味覚というのは母親の料理で整います。味付けの濃いお母さんの子が作る料理は、同じように味が濃い確率が高いはずです。子供の頃から口にしてきた料理で味覚もセンスも磨かれると思うので、お母さんが料理に力を入れる事はとても大事だと思います。
ヨタムは自分のバックグラウンドを、ずっと昔から養ってきた味覚を信じ、それをベースに料理を作ってる数少ない料理家だとおもいます。作る料理はエキゾチックでありながら、私のような日本人でもホッとするような馴染みの素材を使う事が多く、家庭料理の優しさがふんだんに詰まっています。
たくさんのレシピを公開してるので、料理に幅を利かせたい人にオススメです👍



コメント