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アナ・ベアトリス・バロス

2015年版エル・ブラジル

90年代の花は、今なお美しい。

90年代に活躍したブラジリアンスーパーモデルの
アナ・ベアトリス・バロスという女性は当時私の憧れだった。

手足が長く、しなやかな体は、まるで獲物を狙う豹のように隙がない。
おまけに褐色の肌とグリーンの瞳が、
エメラルド色のラグーンのようにきれいでミステリアス。


若い頃からずば抜けてきれいな人が多いブラジルだけど、
私が思うに、ブラジルの女と日本の女には共通点がある。

なかなか、みんな年をとるのが上手いというところ。

ブラジルの女は、年を取ってもセクシーで、女らしい。
日本の女は、年を取っても若々しく見えて、女らしい。
どちらも、このそれぞれの特性を持続する期間がとても長いと思う。
つまり急激に劣化しないのだ。


だけど、なぜこれらの特性がブラジル人と日本人に備わってるのかが、全くわからない(笑)。きれいと言っても、ブラジルと日本とではそのきれいさが違うようだから。ただ、食生活に一つ大きな共通点があったことを思い出した。

両国ともよく豆料理を食べるということ。
フェイジャオン(ポルトガル語で豆のこと)や豆と牛を煮込んだフェイジョアーダが、昔ブラジルの友人宅で滞在してた間、毎日食卓に出てきた。そして日本の”あずき”のことについても、どうやって食べるのかとか、おいしいのかと、やたら熱心に聞いてきた友人。よほど豆が好きなんだな(笑)!

日本人の私は、あずきのほかにも、味噌、豆腐、しょうゆ、金時豆、枝豆など、生まれた時から様々な豆や豆製品を口にしてきた。だから、意外にもブラジル料理に初めから馴染めた。オーストラリアに住み始めた頃の方が、料理が口に合わず、よっぽど辛かった。

フルヘアーが美しい。90年代のリバイバルが来て欲しい、というかすでに来てるらしい。

ブラジルでは混血が多い故に、食べ物もアジア的、アフリカ的、ヨーロッパ的料理がうまくミックスされていて、日本人の私でも何もかもが口に合う感じ。

私が訪れた頃のブラジルは、犯罪は確かに多く危険な国ではあったが、国柄としては、人は温厚でとても礼儀正しい。日本とは通じるものが確かにあったブラジル。
理由はよくわからないけど、きれいの持続性までも似てる気がする。


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