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質を大切に


これ私が最近観た映画なんですが、とても新鮮でした。特に好きだったのは『チップス先生さようなら』と『オズの魔法使い』。『パリのアメリカ人』とダラダラと長い『風と共に去りぬ』は途中で眠ってしまったので二度に分けて観ました。でも『風と共に去りぬ』は公開当時大ヒットで、今でも名作として後世に残っています。
こういうのを観ていますと、現代映画はいかに不必要に暴力に満ちた内容になっているのかが分かります。荒々しく、激しく、一番大事な人間の心模様があまりよく見えてきません。いや、こんな事を言ってはあれですが、現代人そのもの。。。
私の義母もこういいます。
「今の映画はあまり観る気がしない。パンパンと銃を撃ち合って、目を覆いたくなるような悲惨なシーンが多く、物語に深みが無いわ。昔の映画はもっと質が高く、女性達もエレガントだったから観ていて気分がいいの。」

確かにそのように思います。でも、私は最新技術を駆使した現代映画を観るのは結構好きなので観ていますけれども、確かに浅くなってきたとは思います。。

そして歌手も変わってきました。近頃私はマイケルジャクソンの事ばかり記事にしていましたが、ここで少し私の気に入っている日本人歌手も紹介したいと思います。


なぜこういった歌手が好きかと言うと、意味不明な英語を歌詞に使わないから。日本語は非常に美しい言語なのに、最近の歌手はなぜにそんなに英語の歌詞を入れるのか?発音の仕方や文法の多くが間違っていて、せっかくの素敵なメロディもそれによって台無しです。そんな曲に心を入れて歌うのは不可能です。
B’zは昔からかなり西洋ロックに影響されて進化していますが、それでも、こういったすべてが日本語で書かれた情緒溢れる詞が作れるのです。今最近の彼らの歌は知りませんけど、この頃のB’zの音楽は私にとって最高でした。目を閉じて聞いていると、いつも目の前に情景が広がるような感じでした。
日本語を大切にしている歌手はやっぱり格好いいと思います。徳永英明(何気に呼び捨てだけど)も時代の波に流されず、素晴らしいメロディに美しい歌詞をのせる事が出来るアーティストですから、好きです。
だからこそ、彼が女性歌手のカバー曲を歌うときは好きではありません。自分で書いた曲を自分で歌う事ほど感動を誘うものはないと個人的に思うからです。また彼にはそのような能力がありながら、そんなカバー曲を集めたCDを出すのですから、本人も仰っていましたが「人の歌だから気を使う」のなら、余計な神経を要求するような労働をすべきではないと思います。
あと、長渕剛も世界でたったひとつの個性を感じる素敵なアーティストだと思います。音楽への情熱が凄い。歌詞も最高です。

コメント

  1. 私が好きになる曲はまず「歌詞」が大切。
    歌詞に共感できない曲は好きにならない・・といってもいいくらい(笑)
    私が好きなのは、中島みゆきとか小田和正かな。
    とくに小田和正は、その詩にいろんな気持ちがこめられていて脱帽。
    あの歳で・・・って思います(笑)

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  2. りりーさんは歌詞をとても重視なさっているんですね。分かります。
    りりーさんの好きな歌手にしてもそうですが、曲を自分で作れるミュージシャンは歌詞に対する思い入れがあり、それをとても大切に歌っていると思います。何と歌っているのか、歌詞カードを見なくてもはっきりとわかるんです。
    それがあれだけ浮き沈みの激しい世界の中で、確実に生き残っている理由かなと思います。

    私チャゲ&飛鳥も好きなんですけど、最近歌っているのを聞くとやっぱり歳かなぁと思いました。自然な事ですけど。若い頃に名曲をたくさん残しているので、それだけでも素晴らしい事だと思っています。

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