スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

6月, 2020の投稿を表示しています

ピクニックと野菜収穫

先週、実に4ヶ月ぶりに、子供が週末だけ通っていた学校の友達家族と再会。 みんなでピクニックをしようということになり、久しぶりにお重にお弁当を詰めて出かけました。 この日は1週間ぶりに雨が1ミリも降らず、、まあ快晴とまではいかなかったけど、コロナ規制が解除されつつあるパースなので、公園は人で溢れかえっていました。今週末からはカフェやレストランの入場人数制限が100人までとなり、少なくとも見た目には、街がいつものように機能する感じになると思います。 お重の風呂敷は、この前知り合いの方からプレゼントしていただきました。 赤と緑と白という個性の強い色の組合せでありながら、渋い色味と生地の風合いが効いていてすごく気に入っています。 日本の伝統工芸は、他国の人がどんなに頭をひねっても真似できない斬新さがありますね。欧米人にとってはクリスマスのカラーでしかないこのような色使いを、日本人がデザインに取り入れると、クリスマスを連想させない日本独特の物が仕上がるところが素晴らしい👏 お重の中身は、普通のお弁当です。 庭で成ったオレンジ、柿狩りでいただいた柿、梅干しに似せて炊いたルバーブのおにぎり、グルテンフリーのエビフライ、鮭の味噌漬け焼き、イカの甘辛く炊いたん、そしてキャラ包みの中は娘のサンドイッチと、ほとんど家のあり合わせの材料です。コロナ危機に学んだ”食材フル活用術”。 秋から冬へ。家のオレンジが色づき始めました そういえば、コロナ真っ只中の3月後半の国境が封鎖された直後に、日本から帰国した者に対して、オーストラリア政府から2週間一歩も家から出てはいけないという自己隔離を命ぜられた期間がありました。私はちょうどその対象者となってしまい、自ら食べ物の買い出しに行けなくなったことで、まさに人生初の空腹に耐える毎日を送っていました。 そんな特異な時期を過ごしたおかげで(空腹も手伝ってか)、主婦として初めて脳がフルに回ったのがこのときでした。家にあるどんな食材も無駄にせず、家族分の立派な食事に変えるという術を身につけなければいけなかったのです。 もちろん”危機”の間、缶詰や冷凍、インスタント食品、パンなどを買ってきてもらってストックする方法もあったと思うのですが、そもそも物をストックするというのが自分の性に合ってな