インタビュアーBashir(以下B):あなたは将来、王妃になるとおもいますか? ダイアナ妃 Princess Diana(以下D): いえ、そう思いません。 B:どうしてそのように思いますか? D:私は人々の心に宿る、人々の心の王妃でありたいとおもっています。けれども私はこの国の王妃になるとは思えないのです。多くの人たちが私に王妃になって欲しいと思っていないとおもいます。つまり実際は、ここでいう多くの人たちというのは、私が婚姻関係を結び一員となった既成の体制(王室)のことを意味しています。なぜなら彼らは私を成功する見込みのない人として決めつけたからです。 B:なぜ彼らはそう決めつけたとおもうのですか? D:なぜなら私はほかの人とは違うやり方をするからです。なぜなら私は規則書の通りにはしないからです。頭で考えるのではなく、心に従うからです。そしてそのやり方が、たとえ私の仕事において、私をトラブルに巻き込むことになったとしても。そこはちゃんと理解しています。けれど誰かが世の中に出て行って、人々を愛し、それを示さなければいけないのです。 B: ではあなたのそのやり方が、実質的にあなたが王妃になる妨げになったとおもいますか? D:はい。えっと、いえ、妨げになったとは言いません。ただ私が置かれてる環境において、今はかつてほど多く私をサポートしてくれる人がいなくなったと思っています。 B:つまり王室内でってことですね? D:ええ、彼らは私を脅威か何かのようにおもっています。私はいい行いをするためにここにいますから。私は破壊的な人間ではありません。 B:なぜ彼らはあなたのことを脅威だと思うのですか? D:私はこれまでの歴史の中で、すべての強い女性が私と同じような道を歩んで来なければいけなかったのではないかと考えています。そしてその強さこそが、彼らに困惑と恐怖を与えてきたのだと思います。 なぜ彼女は強いのか?その強さをどこから得ているのか?それをどこに持っていくつもりなのか? 彼女はそれをどこで行使するつもりなのか?なぜ大衆が今でも彼女をサポートするのか?私がいう大衆というのは、つまり世の中に出て活動を行えば、そこには実に多くの人々がいるということなのです。 ***
〜過去、現在の美しい人たちのポートレートを描いています〜 I paint portraits of beautiful people from the past and the present. イラストやロゴの作成もはじめました。