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昼下り、じゃなくて夜に観た情事。。。

はじめは「このツーショットもったいな〜」って思ったカバー写真。ところが映画を観るとなんのなんの。

今日はトランスフォーマーズの第三作目のダークオブザムーンを観に行ってきました。しかし面白くなくて。。。内容が薄くてストーリー展開も遅いし。。ようやく盛り上がってきたかと思えば目の焦点が合わないくらい画面がゆらゆら。それからエンディングもダラダラと長くて。。第一作、第二作と観たけど、さすがにもう。。。CGに頼って何もかもいじくり過ぎたよ。。。

と私がこんな風に思ったのは、その前日にこの上の映画を観たからかも。昼下りの情事って、すごくいい映画ですよ。私がオードリーヘップバーンが好きだからというわけではなくて、こんなにすべての役者の魅力を最大限に引き出した映画を観たのは初めてです。ストーリーや登場人物が機知に富んで洒落ています。そして、映画の随所にぞくっとするほどきれいなオードリーの一瞬の表情を散りばめたのはさすがビリーワイルダーです。
舞台はパリなんですが、主役のカップルがデートを重ねたホテルリッツの窓から見える景色は絵でした。昔の映画は舞台セットの景色に絵を使っていたのですよね。

若い頃のオードリーヘップバーンは『麗しのサブリナ』でハンフリーボーガートや『パリの恋人』でフレディアステアなど、多くのおじさま大物俳優と恋人役をやってきましたが、正直その年の差に私は眉をひそめたものです。(ジェームスディーンが出てくるまでは、50才過ぎたくらいの男優と20代の若い女優のカップルというキャスティングが通常でした)

しかし、今回のゲイリークーパーとは最もマッチしたカップルに思えました。映画の最後の最後になってそう感じたんです。物語の巧みな展開がそう思わせたんだとおもいます。ゲイリークーパーの変わりゆく表情は素晴らしかったし、特にオードリーが涙を浮かべながら電車を追いかけるラストシーンは見事でした。


ようやく私の手で咲かせたDelbardのバラです。昨日庭から摘んできました。


下は旦那がお土産に買って来たDVD。昔の映画は日本語の字幕がないとわかりにくいですから。。映画鑑賞って冬の長い夜を過ごすのにぴったりなんですよね。




オードリーヘップバーンのじゃないんですが、なかには『女房の殺し方教えます』って映画がありました。これふたりで観るかな。。



スワロフスキーの熊もありました。

コメント

  1. ダークオブザムーン観て来たのですね。
    「やっぱり」面白くなかったですか…
    このトランスフォーマー、1作目は良かった!
    でも2作目からはCGがメインで肝心のストーリーに
    力が入ってない。最近の映画によく見られるパターン。
    だから私もそんな作品を観てしまった後には必ず
    昔の作品を観る事が多いです。原点に帰る…
    CGなんて無くたって人間味溢れる素敵な映画がたくさん
    ありますしね。 話しは変わりますが、写真の「バラ」って
    Rumikoさんが咲かせたのですか!とても綺麗です!!

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  2. まさしさん

    はい、私の咲かせたバラですよ〜。(といっても特に何も手をかけていません)買って来たのと違って香りがものすごく強いので
    びっくりです。

    映画については本当にその通りだと思いました。CGはすごくて圧倒されるのだけれど、観た後に印象が薄いのですよね。。
    やっぱり昔の映画の方が私に合うかなぁ。

    そういえば最近テレビでやっていたケビンコスナー主演の『Mr.ブルックス完璧なる殺人鬼』、これそんなに古くないサスペンスですけど、凝っていてめちゃくちゃ面白かったです。こんな映画って最近はなかなかないですね。それにケビンコスナーって素晴らしい俳優なんだなと思いました。
    いつかもし機会あったら観てみてください〜。

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  3. 私もオードリーヘップバーンは大好きです。
    MY FARE LADYを初めて見たと思いますが、子供心に良い映画だったと言う思い出があります。
    サクセス・ストーリーが印象に残っています。
    また、彼女の映画のタイトルは印象的なモノばかりですので、それだけ思い出深いですね。
    「ティファニーで朝食を」「オシャレ泥棒」「ローマの休日」[麗しのサブリナ」「暗くなるまで待って」「MY FARE LADY」等々、素敵な良い響きです。
    私の作った歌の歌詞の中に「サブリナスタイル」と言う言葉がありました。

    留美子さんが美しく育てた薔薇の前で、スワロフスキーの置物(熊)のハートが可愛く光っていますね。
    お幸せに。。。

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  4. J.TERAさん

    オードリーヘップバーンの作品ですが、タイトルが確かに印象的ですね。今初めて気付きました。
    この前はその中の『おしゃれ泥棒』を観ましたが、これもすごく面白い作品でした。女だからつい入念に目を向けてしまうのですが、特に相手役の俳優が魅力的で格好よかったです。それと、『マイフェアレデイー』も華麗なミュージカル映画でした。ロンドンの下町っ子からレディーに変身して行く様子が素敵でした。

    サブリナスタイルという言葉が入った歌詞、もしよろしかったらまたブログで拝見させてくださいね!
    どうもありがとうございました。

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  5. 映画のこととは違うので恐縮ですが、RUMIKOさんはいつもインテリアの写真を上手に撮られますよね。とても参考になると共に「私には無理」ともいえるインテリアセンスです。統一感のある品々が素敵ですね。私はシンプルな感じが好きですが、実は薔薇などを配したゴージャスな感じも好きです。でも自分ではうまく取り入れられないのでシンプルに^^いつも素敵だなーと思って拝見させていただいています。
    オードリー・ヘップバーンは大好きですが、最近観てないです。「シャレ泥棒」をまた見てみたくなりました。

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  6. りりーさん

    りりーさんからそのような褒め言葉をいただくと、とっても嬉しいです。
    私もりりーさんと同じでシンプルなインテリアもすごく好きなんですが、なっなななんと〜、、、私の場合、逆にシンプルな飾り付けができないんです〜!!
    そういえば英語でLess is moreって表現がありますよね。すごく納得していても、私はそれができないんです><。

    けれど、家って大事に使われていて、そこに家具でもなんでも何か愛着のある物が置かれてあれば、どんなスタイルであってもステキに見えるのではないかと思います。りりーさんの家はすっきりとしていながらも、想い出の品々が散りばめてあって温かい雰囲気が漂っていますね。

    私はどちらかといえばヨーロッパ的クラッシックな趣の置物が昔から好きですね。合わせ方などにこだわりはありません。だから蚤の市みたいな感じですね(笑)。
    私が今一番やってみたいのは、ヨーロッパとモロッコを掛け合わせたようなインテリアです。今の家に合わないので憧れのままです。

    おしゃれ泥棒ですが、俳優がすごくセクシーで好きです。(笑)ただファンデーションがちょっと気になります。まさかあれ地肌でないと思うんですがね〜。。。

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  7. RUMIKOさんの好きなものはどれもとてもお洒落でこだわりがあってほんとに素敵。好きなこだわりの物がある程度一貫しているから蚤の市のようでいても(そうは思わないですけど)バラバラには見えないところがいいと思います。私の家は実はあまり物がない・・・だけなんです^^集めたい気持ちもあるけれど、もう引き算の年齢に入りましたので(笑)ただ好きなものに囲まれた生活にもあこがれます。
    友人に日本でアンティークショップをされている方がいて、その方のものの飾り方や選び方がとても素敵であこがれます。その人が言っていたのですが、アンティークばかり置くのではなくて現代的なモダンな物の中に一点アンティークを置くと素敵なのよ・・・と。その人は「龍」を自分の守り神にしているとても素敵な人ですよ。彼女が身に付けていたアンティークのイヤリングやチョーカーが美しい彼女にとても似合っていました。
    ふふ、話がそれてしまいましたね^^
    RUMIKOさんの育てた薔薇ほんとに見事で美しいですね!私の中のRUMIKOさんのイメージにぴったり^^ちなみに昨日の私の記事へのコメントありがとうございました。でもきっとRUMIKOさんは私のこと勘違いされてると思います(笑)

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  8. りりーさん

    アンティークの置き方、すごく参考になりました。そのようなおしゃれなアドバイスができる方ってステキですね。龍を守り神にというのもこだわりを感じますし、アンティークのイヤリングやチョーカーでのおしゃれも、型にはまっていなくてなお素敵です。
    りりーさんのお友達だから、きっと素晴らしい人なんだろうと想像します。

    私は普段からりりーさんのことを心から尊敬していますよ。特に、人生の節目に大きな選択をなさったことが、勇気があってなかなかできることではないと思ったんです。日々色んな思いがある中で、一生懸命がんばっていらっしゃる姿に感銘を受けました。
    りりーさんとはブログでのお付き合いですが、実際にお目にかからなくても、時には文章の方が気持ちがよく通じることがあるような気がします。けれど、決してりりーさんがどのような人だって決めつけているわけではありませんから、窮屈に思わないでくださいね(笑)。私はありのままのりりーさんが好きです。

    私は自分では趣味がバラバラだと思っていますが(笑)。けれど、よく「留美子、これ好きそう〜」って身近な人から言われることを考えるとそうでもないのかもしれません。実際は、意外とどんな物にでも美を見出すことができるんです。。(笑)

    りりーさんは引き算の年齢といっても随分とお若いのでしょうが、私の母も最近はよく「もう物を減らす年齢に入ったから、子供に後で迷惑かからんように、ちょっとずつ始末していってる」と言います。
    私も人生の後半に入ったらそんな風にならないといけないんだなって、母から学ぶことがあります。

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