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ロンドンの町で

ロックンローラーin the 90's

かつてロンドンのストリートで。
アイ ラブ ロンドン

City of London

60年代にイギリスから世界一有名なロックバンドが誕生しました。
今、私はそのバンドを描いています。私にとってかなりのチャレンジだったのですが、ようやく下書きを終えました。

先日BBCでBritain From Aboveという番組がやっていて、イギリスの一日の町の変化を上空から観察する一風変わった内容だったのですが、そのなかにちょうど私が思い描いていた絵の構図の要素があり、記憶だけではどうしても思い出せない部分だったので、それをちゃんと確認できました。

カムデンロックマーケットで会った下の男性はTown Crier。大衆に向けて宣伝や布告などを呼びかける人。とにかく声が大きい。大声のギネス保持者だとか。17年前に写真を一緒に撮っていただきハガキをどうぞとくれましたが、未だ持ってる私って。http://www.thememan.co.uk/blog.shtml
あ、反対

そういえば、先日の投稿で熱いロンドンと表現しましたが、今年ロンドンは64年振りのオリンピックの開催地になります。私のなかでロンドンはいつも霧ではなくて陰のある町、そう、ちょっと危うい町でした。しかしオリンピック開催地となると、この町が色んな意味で新たな段階へ入り、飛躍を遂げるのは間違いなさそうです。

かつて、2000年にオリンピックの開催地であったシドニーも、その年を境に一気に商業のサービスが向上し、人々の考え方が変わり、町の都市化が大きく進んで田舎臭さがなくなったと、旦那は当時を振り返ってそういいます。パースにもそのチャンスをやってくれ。

イギリスのデザイナー、ステラマッカートニーの香水の広告。ポールマッカートニーは父。

手描きのポット。ロンドンのカムデンロックマーケットで17年前に購入。

昨年のクリスマスに着たこのドレスも17年前にロンドンのマーケットで購入。デザイナー(兼作った人)にこれは肌が透けそうで、、と言うと、人の肌色って意外と透けるもんじゃないって。持って帰って着てみたら透けたけどとてもきれいだった。。


ロンドンで買った物は時代を感じさせないので、今も大切に持っています。本当はロンドンで買ったからではなくて、どれも売っていた人の手作りであることが何よりもの値打ちで、それだから時代なんてものに流されないだと思います。
不思議と何十年経っても(経ったから?)、これらの品にはどこか堂々とした個性が備わっていて、ふんわりとした優しさも感じられます。物価が異常に高いパースでは、安いお金でこんなにいい買い物はできませんし、今はマーケットが段々と少なくなってきて、大型のショッピングセンターばかりに改装され、どう見ても4年前よりつまらない町になっているのが残念です。


やはりいつかまたロンドンに行きたいです。Town Crierの男性も今もカムデンロックマーケットのクライヤーとして顔を出しているようです。映画にでも出て来そうな遠い昔の時代の格好をしているので目立つんですよね。
あまりにもその服装や体型(失礼)に味があって可愛く思えたので、私が近付いて写真を一緒に撮ってくださいませんかと言うと、私の体以上に大きなイギリスの国旗を持たせてくれたり、帽子を被せてくれたりして色々と楽しませてくれました。ところが、当時私は若すぎてチップをあげるというのが頭になかったのです。もしいつかロンドンに行ける日が来て、あの人を見かけたら、今度こそ忘れずにチップをあげよう。もう立派でそんな身分の人じゃないかもしれないけど。

コメント

  1. 私には、留美子さんの様な異国の地に暮らす、または他の地に暮らした経験が有りませんので、この様な思い出に浸れる留美子さんが羨ましくもありますね。
    ロンドンが素敵な街という事が良く分かりました。
    オリンピックでまた大きく変化するのでしょうね、仰る通りのシドニー五輪のシドニーの変化の様に。
    (シドニーオリンピックには私の友人も野球で出場致しました)
    私は故郷・尾道と現在の居住地東京しか知りませんので、思い出に浸れる場所があるという事は素晴らしいと思います。
    学生時代は、故郷と東京の往復の途中で京都によく行っていましたので、京都への思い入れは強いですね。
    友人とよく行った三条河原街のジャズのライブハウス、北山通りのカフェ、当時付き合っていました女性の住む壬生など、この留美子さんの記事から思い出が甦って来ました。

    留美子さんのロンドンと違って、私の場合は毎年のように訪れる街京都ですので、毎年の変化で思い出に浸っている時間が無いのが残念ですが。。。

    私もビートルズには、大きな影響を受けましたので大好きです。
    よくコピーをしてギターを弾きながら歌っていました。
    歌詞を日本語に直して、、、ちょっと英語の勉強になったような。
    これも素敵な思い出です。

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  2. J.TERAさんの思い入れのある京都はいい所ですね。いつか私が再び日本で生活することがあれば、実は実家のある大阪よりも京都に住んでみたいという思いがあります。町と田舎の両方あるところに惹かれます。
    ロンドンも好きですが、ロンドンに住む以前に住んでいた南東部のブライトンという町にはもっと深い思い入れがあります。そこではたくさんの出会いがあったし、何よりも初めての海外生活だったからです。19才の時ブライトンで知り合った友達ですが、今もたまにコンタクトをとっており、私のブログの右側cool blogsの欄に彼のブログを最近追加しました。シドニーで建築家をしておりますよ。家を建てるのなら無料で設計してあげるよと言ってくれましたが、私がそこまで辿り着くのはなかなか。。。
    私はもともとビートルズにはあまり興味がなかったのですが、色々と彼らについて知って、描いていくうちに感情が移入して好きになりました。特にポールマッカートニーの音楽センスが好きです。

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  3. RUMIKOさんの好きなものを撮った写真いいですね!センスが素敵!
    一番上の写真はRUMIKOさんですか?!かっこいいですね^^
    街に対する思い入れっていろいろありますよね。シドニーに住んで今ここが私の住まいなんだと安心します。生まれ育ったところも嫌いではないのだけれど、やはり大人になって自分が選択したところに住めるって幸せなことですね。
    ロンドンはまだ行ったことがありませんが、RUMIKOさんの大好きなロンドンもいつか訪れてみたいです。
    話は違いますが今回のパリ旅行でルーブル美術館でパリの地図を買いました。モノクロ(エッチング?)で描かれたものですが・・・いつかもう一度パリへ来られますようにという思いをこめて^^

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  4. あ、地図は複製ですけどね(^^;
    私でも買えるお値段だったので。
    旅行したとき一つだけ(複数の時もあるけれど)自分のためにそこの物(特産品とか)を買うのです。
    今回は地図を買いました。

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  5. りりーさん、”大人になって自分が選択したところに住めるのは幸せ”という言葉、考えたら本当にすごく幸せな事ですね。私は色んな幸せに気付かずに生きてるかもしれない。。

    パリのモノクロで描かれた地図、いいですね。歩いてパリを回ったりりーさんにとって、地図は記念になるのではないでしょうか。聞いただけでも素敵なのだろうと想像します。
    私の古くからの友人は、仕事で海外へ出た時はその地で必ずエルメスのスカーフを一枚買って帰ると言っていました。世界中どこへ行っても、それ以外は何も買って帰らないの、って。りりーさんのスマートな買い物話を伺って、その友人を思い出しました。
    私といえば結構かさばる物を買いがち。もう二度と来れないかもしれないと思うと、無理をしてでもという気になって、手がちぎれんばかりの大きな物を買うクセがありました。最近はそうでもないですが。

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  6. それから、褒めていただきましてどうもありがとうございました。

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