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キャッシュフローゲームと母の言葉

昨日の夜はキャッシュフローゲームの日でした。今回は、前のメンバーに加え、さらに奥さん側の友人2名が参加し、合計7名となりました。前回の様子はこちらです。
奥さんの友人のうちの一人の女性は、なんとドイツ人の両親を持つ日本生まれの日本育ち!22才まで日本にいたそうで、私の旦那との日本語のやりとりを全て理解してくれていました。英語、日本語、ドイツ語と3カ国語を流暢に話せるのだそうです。医者だったご両親の関係で、家族全員横浜に住んでいたとか。

そうこう皆で会話を交わした後に、ゲーム開始。始める前、奥さんはこんなことを皆の前でおっしゃっていました。
「前回で分かったことなんだけど、このゲームはお金のやりくりについて学べるだけでなく、人の性格の隠れた部分さえも見えるのよ。本性があらわになるゲームだわ。周りの人の本当の姿を知りたかったら、これはもってこいのゲームよ。」と。
この言葉は正にその通りで、私たちもこのゲームによって、周りの人の裏表をかなり見てきました。だからといって、実生活の関係に影響するまでもいきませんが、とにかく、お金が絡んだ時の人の行動や性格がはっきりと出ます。そのほか、いかにお互いのプレーヤーに対し公平であるかや、売買に慎重であるか(慎重すぎても大きなチャンスを逃しているケースが多いです)が見えたり、また、もともと頭の回転の速い人や、計算が強い人、お金使いが大胆な人、傲慢気味な人、欲な人、借金癖がある人、パートナーに頼り気味な人(それは私)なども大体分かってきます。ゲームでこれだけ”自分”が出てしまうのなら、実生活でもよく似た行動をとることは間違いないでしょう。

英語版キャッシュフロー101

カップルのみチームになって、合計5プレーヤーで行いました。人数が多ければ多いほど、ゲームの進みが悪いのが、実はこのゲームの難点です。自分の番が来て、仮に不動産や株などの売買が行われると、貸借対照表のようになっている計算シートにそれを記入しなければいけないので、慣れていないと一人当たりの時間がさらにかかるからです。
これが昨夜はまずかった。。。これに時間を取られ過ぎて、予想通りやはり本性丸出しに。。。結局は、先に出世争いから抜け出したプレーヤーが傲慢になり、そのほかの人がある売買をしようかしないかの決断に時間を取っているのが我慢ならない様子。早くしてと焦らし、冗談まがいに嫌みを言う始末。

日本語版キャッシュフロー101

そうなると勉強どころではありません。そうならないためには、少人数でまとめるか、さっさとゲームを切り上げるかのどちらかにしようと今回で分かりました。 

それにしても、こういう集まりがあると、以前仲良くしてもらっていたある人のことを思い出します。会社を売ってタスマニアに引っ越ししてしまったオーストラリア人の友人夫婦です。特に奥さんは非常に気の利く人で、行動も賢くて、旦那さん共に私たち夫婦によくしてくれました。私は今まで色々な人と出会ったけれど、あの人ほど自分に厳しく、気配りの出来る人は知りません。とくに私には、なぜか本当に優しくしてくださいました。
日本に帰っていた私は、残念ながら最後会うことが出来ず、けれども、いい思い出を残してくださったので十分に思っています。
私は自分の母親のある言葉をモットーに生きています。

”去って行った人を追うな。また新たな出会いを求めて自分を開拓せよ。”

だから私は、恋しがって生きることはしません。あの人もそれを私から求めていません。そんなような人ではないと私には分かるからです。いつかまた会えたらいいなと、そう思っています。

ところで、話は戻りますが、リクエストに応えてまた同じ巻き寿司を昨夜持って行きましたよ〜。
今回は『竹』がテーマですね〜ん。前と同じような写真であまり素晴らしくないけどね。

コメント

  1. ひとつの事に固執していたのでは前進はないのかもしれないですね。
    その思い切りが大切なのですね。
    わかっていても、過去にこだわる自分がいたりして・・・
    はぁ・・・です(笑)

    「竹」がテーマで、入れものも包むものも「竹」ですね。
    巻物の中身は何かしら?

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  2. りりーさん、コメントありがとうございます!

    また同じ物がいいということだったので、アボカドチキンとスモークサーモンの巻き寿司です。
    言葉は、りりーさんの仰るとおり、前へどんどん進みなさいということなのでしょう。。。母と私は正反対の性格だけど、それでも相手のいいところは取り入れようっていつも思っています。

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